最近この本にハマっている
デジタルミニマリストとはスマホやPCなどのデジタル機器の使用を最小限にし、限りある時間を大切に使う人のことを指している
スマホ上のアプリを最小限にする人がデジタルミニマリストなので、元々の意味である部屋の家具を最小限にする人をここではリアルミニマリストと呼ぶ
私は今も荷物が少ない方だと自負しているが、ミニマリストという観点で言えば、5〜6年前、私が25歳くらいの時がリアルミニマリストが一番徹底されていたと思う
テレビはもちろん冷蔵庫もなかったし、布団ではなくてマットレスに直に寝袋を敷いて寝ていた
なんでそんな生活をしていたのかというと理由は単純で単にお金がなかったからだ
大学院生だった私の収入は月10万円ほどでとてもじゃないが余計なものを買うお金などなかった
月収10万円という並の人間ならまず暮らしていくことが不可能な額でそれでも私がなんとか生き延びられたのは、ミニマリスト生活によって極限まで必要なものを減らせていたからだ
リアルミニマリストがお金を節約するための方法だとしたら、デジタルミニマリストは何を節約しているのだろうか?
それはズバリ時間である
4月から社会人になってから学生の時と比べて圧倒的に時間が足りなくなった
毎日8時間働くという事実は変えられないとして、他に何か時間が奪われていることはないかと考えて私が思い当たったのがスマホである
部屋における小物と同じでスマホは限りある時間を我々から細切れに奪っていく
逆に言えばスマホを遠ざけることで社会人であってもある程度の時間を確保することができる
お金がなかった時があったから、リアルミニマリストの大切さに気づくことができたし、時間がなかった時があったからデジタルミニマリストの価値に気づくことができた
両方のミニマリストを兼ね備えた人は最強だと思う